📸😂フォトグラファーの目・フォトグラファーならではの職業病(つぶやき)①😂📸
/こんばんは〜!
在ケアンズの前撮り・ロケーション撮影・ウェディングプロデュース会社のリカです〜💓
毎日暑いですね〜🌞(あ、日本は寒いですよね?!)
今日のケアンズの最高気温は32度でしたよ❗️😵
さて、突然ですが、皆様、上に貼ったお写真は、某ジュエリー会社の少し前の広告の切り抜きでして…。
ブレイデンが撮った写真ではないのですが…。
何か、見た瞬間に、「ん、ん、ん??何かがおかしい⁉️」って思うことはありませんか?
(「おかしい」って言うよりは、別に間違っている訳ではないので、「こうしたらもっと良くなるのに!」みたいな感覚ですけど)
はい、皆さん、位置についてよく考えて〜‼️
よーい、スタート❗️
⏳
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チーン!
はい、そこまで!
時間終了!
⌛️
この10秒ほどの間に、答えがわかったあなた👩
もし、富士フィルムかニコンファンでしたら、ぜひ、スタジオエピックに就職しに来てください❗️
…南半球のオーストラリアまで❗️苦笑
まあ、冗談は抜きにしまして…。
答えはですねぇ、ブレイデンと私は、この写真の「男性の目線の先にあるもの」がおかしいと思うんです。
❓❓❓🤔
「え?意味わからないよ?」っていう方に、しつこいですけど、もう一度お写真お見せしますね😂💦
このお話(写真)に出てくるのは、箱を見つめて微笑んでいる男女。
何にも説明が載っていませんが、おそらく箱の中身は、素敵な指輪でしょう💍
広告主側としては、「婚約指輪(もしくは、男性から女性へのクリスマスプレゼントの指輪)を眺め、幸せそうに微笑んでいるカップル」を意識しているのだと思います。
「あなたも、素敵な指輪をこのクリスマスに彼女に送りませんか?」って。
それとか、「素敵な婚約指輪と共に、このクリスマスにプロポーズしませんか?」みたいな感じで。
なんとなく、言いたいことはわかります☺️
でも、、、この男性、指輪を見つめて、とても嬉しそう。
女性よりも男性の方が嬉しそうに見えるくらい。
世の一般の男性って、普通、指輪を見て、あんなに嬉しそうに笑うでしょうか⁉️
もちろん、素敵な指輪を贈られた女性が、嬉しさで笑顔がになるのはわかります。
でも、普通、男性が指輪を見てあんなに嬉しそうな表情をするでしょうか❓
そう🤩❗️
ここでひらめいたあなたは、もしかしたら将来素敵なウェディングフォトグラファーになれるかも😂⁉️
男性はですねぇ、普通、綺麗な指輪自体に喜ぶんじゃなくって、
本命の女性に指輪をあげたら、彼女が満面の笑みを浮かべてくれたので、そんな彼女の様子を見て、指輪ではなく、喜ぶ彼女自身に対して「嬉しそうな表情・満足げな顔」をするんです❤️
(というか、そういう写真が、愛が溢れて見えるんです!)
簡単に言うと、この写真のケースでは、
女性 → 単純に指輪を見て喜ぶ(もちろん「大好きな彼がくれたから」って言うこともポイントでしょうけど)。指輪自体に喜ぶ。
対して、
男性 → 指輪自体にではなく、「自分が指輪をあげた彼女が喜ぶ姿」に喜ぶ。
の図式を成立させられるのではと思います。
な・の・で😍!
この写真を「もっと登場人物の感情が引き出された、見る人の感情を揺さぶる写真」にしたいな❤️と思ったら、
女性 → 指輪を見つめる女性。思いっきり幸せそうな表情。とびきりの笑顔😍(女性は男性よりも、もっと嬉しそうに!)
男性 → そんな彼女をまぶしそうに見つめる。彼女に熱い視線を送る。満足げ、納得した表情、幸せそうな笑顔。
上記の図式を、写真にしてあげるんです。
男性は指輪で「彼女の愛を奪いたい、彼女に愛を表現したい」ところがあるし、女性はそんな風に「愛される対象」になれれば嬉しい。
なんか、恋愛心理学っぽくなってきましたね😂
(本当はそうじゃなくて、二人ともとっくに両想いだったとしても、とっくにプロポーズして、OKもらった後だったとしても、
広告側は、あくまでも「指輪にはそう言う魔力がありますよ!夢が叶いますよ!(この広告にも書いてあるように)”It’s a kind of magic!”」って訴求したいので)、
「指輪をあげるとね、彼女の喜ぶ顔が見れますよ」
「彼女に喜んでもらいたかったらね、素敵な指輪をプレゼントしましょうよ」
ってなるわけです。
女性の方も、男性が熱い目線を送ってくれているとですね、何故か写真にすると、その写真を見る側の私達には、その女性がさらに魅力的に写って見えるんです。
(だって、逆を想像してみてください。
彼女が喜んでいるのに、男性がそっぽ向いていたら、ちょっと悲しいですよね?
「その男性に愛されているんだな!」って全然伝わってこないじゃないですか!
すっごく単純な例ですけれど…😂)
《フォトグラファーの目・まとめ》
男性の目線の先にあるものを「指輪」→「喜ぶ彼女の横顔」に変えてあげるだけで、見る人はさらに感動してくれるし、
広告としても、「指輪を買ってあげると、こんな笑顔が見れちゃうんですよ!」って言う訴求ができるので、もっと広告として機能してくれる。
スタジオエピックが写真撮る時は、ポージングの段階で、「ここを見てください」っていうのをめちゃくちゃ意識しています。
「ウェブサイトに掲載されているお写真は、モデルさん一切使ってなくて、皆さんリカさんとブレイデンにお金を払って写真を撮ってもらった一般人ですよね?」と聞かれることがありますが、ズバリそうです。
全ての写真は一般の方のお写真でして(一名ほどご職業がフリーアナウンサーの方がいらっしゃいますが)、モデル出身の方は一人もいませんが、なんとなく、どの方も魅力的に写って見えませんか?
男性がすごく女性を愛している姿、女性がそれに対してとても嬉しいのが伝わってきませんか?
…。
じゃあ、反対に、上記の写真のように、男女二人の視線が同じ方を向いている写真を沢山撮った方が良い場合はいつか⁉️
これも、ケアンズでのロケーション撮影の場合は、「同じ方向を向いて海を眺めてる」とか、「夜景を見ている」とか色々ですけど、
(結婚後、お二人がパートナーになることと考えると、目線の先は「お二人の未来であって、同じもの」を見つめていて欲しい。
なのでそれを象徴しそうな「同じものを見つめている写真」自体はとっても大事。
必ず、空や海など同じものを眺めているカットを数枚入れています)、
ものすご〜く一般的なことで言ったら、「赤ちゃん👶❗️」。
これに尽きると思います。
想像してみてください。
もし上の写真の指輪が赤ちゃんに変わったら…。
違和感なんて全くないし、ものすごく良い写真になると思いませんか?
「男女が二人の愛の結晶を、二人で抱きしめながら、幸せそうに見つめている」、、、こういう図式ができると思います。
私たちが、もし「赤ちゃんと一緒の家族写真を撮ってもらえませんか?」というリクエストをお客様に頂いたら、絶対そういうカットを数枚は入れると思います。
(お父さんとお母さんで赤ちゃんを抱きしめているのに、お父さんとお母さんがカメラ目線の写真しか撮らないフォトグラファーさん、多すぎます!
まあ、そういう記念写真も大事ですけれど…。
カメラ目線の写真も良いですが、男女がお互いを見つめあっている写真、赤ちゃんを見つめている写真と、目線がカメラではない写真ももっと撮ってみてください!
絶対その方が感情の表現の幅が広くなります!)
と言っても、絶対にこれが正解!というのは、アートって主観的なものなので絶対はないと思うし、
上に掲載した広告の写真も間違えとかじゃなくて、これはこれで感性の違いや、表現したいことの違いかな?と思うのですが、
今回は「もしスタジオエピックだったら、同じ設定でも、こんな風に撮るだろうなぁ😌💓」っていう気づきがあったのと、
「スタジオエピックではこんな風にお写真を撮っています!」という紹介の意味も含め、ご紹介させていただきました。
ブレイデンは雑誌などの写真を見て「自分だったらこう撮ると思う」って言うのを、よく呟いています😂💦
私は、そんな彼を隣で観察するのが楽しくて仕方ないです😂
ブレイデンの目線は少し、人と違っていて面白いと思うので、これからも、思いついたら「フォトグラファーの職業病」というタイトルで、シリーズでブログに書いていければ面白いかな❤️???
(でも、読んでくれる人、いるかしら???😳)
ではでは。
もう遅くなってきたので、今日はここまで!
今日も読んでくださって、どうもありがとうございました〜😍
それでは、おやすみなさい😪😴💤